【活用ガイド】

JVNDB-2013-001720

Ruby 用 ruby_parser gem における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

Ruby 用 ruby_parser gem の lib/gauntlet_rubyparser.rb 内の diff_pp 関数には、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Ryan Dave
  • Ruby Parser 3.1.1 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、/tmp 内の予測可能な名前を持つ一時ファイルに対するシンボリックリンク攻撃 (symlink attack) を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ryan Dave レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0162
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0162
更新履歴

  • [2013年03月04日]
      掲載