【活用ガイド】

JVNDB-2013-001601

Linux Kernel の Btrfs の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の Btrfs の実装の CRC32C 機能には、サービス運用妨害 (カーネルコードの拡張ランタイム) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.8 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、同じ CRC32C ハッシュ値に関連付けられたファイル名を持つ多数の異なるファイルを生成されることで、サービス運用妨害 (カーネルコードの拡張ランタイム) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Linux Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5374
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5374
更新履歴

  • [2013年02月19日]
      掲載
    [2013年04月09日]
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:0395) を追加
    [2013年11月01日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1944-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1945-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1946-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1947-1) を追加