【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2013-000051

Adobe Reader X における Sandbox 機能が回避される脆弱性

概要

Adobe Reader X には、Sandbox 機能が回避されてしまう脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: (株)フォティーンフォティ技術研究所 鵜飼裕司 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Reader 10.1.2 より前のバージョン (Windows 版)

想定される影響

ユーザの権限で、任意の引数で任意のコマンドが実行される可能性があります。
対策

[ソフトウェアをアップデートし、MS13-005 のパッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートし、マイクロソフトが提供するパッチ MS13-005 を適用してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#24560784
  2. 関連文書 : FFRRA-20130603
更新履歴

  • [2013年05月31日]
      掲載