【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2013-000049

FileMaker Pro におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

FileMaker Pro には、"Instant Web Publishing" 機能が存在します。この機能が有効になっている場合、FileMaker Pro には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Claris International Inc. (旧 FileMaker, Inc)
  • FileMaker Pro 12 より前のバージョン
  • FileMaker Pro Advanced 12 より前のバージョン

本脆弱性への対策版として FileMaker Pro 12 および FileMaker Pro Advanced 12 は対応が不十分であったため、新たに公開された FileMaker Pro 13 および FileMaker Pro Advanced 13 にて再修正されています。
想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

[アップグレードする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップグレードしてください。
ベンダ情報

Claris International Inc. (旧 FileMaker, Inc)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3640
  2. CVE-2014-5322
参考情報

  1. JVN : JVN#53579095
  2. JVN iPedia : JVNDB-2014-000113
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3640
  4. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5322
更新履歴

  • [2013年05月31日]
      掲載
    [2014年09月18日]
      影響を受けるシステム:内容を更新
      参考情報:JVN iPedia (JVNDB-2014-000113) を追加
    [2015年05月22日]
      概要:内容を更新