【活用ガイド】

JVNDB-2012-005948

Linux Kernel の net/ipv4/cipso_ipv4.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の net/ipv4/cipso_ipv4.c の cipso_v4_validate 関数には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびシステムクラッシュ) 状態となるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.4.8 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびシステムクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0310
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0310
更新履歴

  • [2013年02月25日]
      掲載
    [2013年03月28日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0496) を追加