【活用ガイド】

JVNDB-2012-005896

FFmpeg および Libav の H.263 コーデックにおける脆弱性

概要

FFmpeg および Libav の H.263 コーデック (libavcodec/h263dec.c) には、フレームスレッドの幅/高さの変動 (width/height changing with frame threads) に関する処理に不備があるため、特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FFmpeg
  • FFmpeg 0.10 未満
  • FFmpeg 0.7.12 未満の 0.7.x
  • FFmpeg 0.8.11 未満の 0.8.x
Libav
  • Libav 0.5.9 未満の 0.5.x
  • Libav 0.6.6 未満の 0.6.x
  • Libav 0.7.5 未満の 0.7.x
  • Libav 0.8.1 未満の 0.8.x

想定される影響

特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FFmpeg Libav
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3937
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3937
更新履歴

  • [2013年01月08日]
      掲載

公表日2012/03/15
登録日2013/01/08
最終更新日2013/01/08