【活用ガイド】

JVNDB-2012-005755

Linux 上で稼働する IBM ASU および BoMC における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

Linux 上で稼働する IBM Advanced Settings Utility (ASU) および Bootable Media Creator (BoMC) には、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Advanced Settings Utility 3.62 およびそれ以前
  • IBM Advanced Settings Utility 3.70 から 9.21
  • IBM Bootable Media Creator 2.30 およびそれ以前
  • IBM Bootable Media Creator 3.00 から 9.21

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) 一時ファイル、または (2) ログファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3329
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3329
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2012/12/19
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20