【活用ガイド】

JVNDB-2012-004935

複数の Mozilla 製品における同一生成元ポリシーを回避される脆弱性

概要

複数の Mozilla 製品には、同一生成元ポリシー (Same Origin Policy) を回避される、および Location オブジェクトのプロパティを読まれる脆弱性が存在します。

本問題は、CVE-2012-4193 と関連する問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 16.0
  • Mozilla SeaMonkey 2.13
  • Mozilla Thunderbird 16.0

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Web サイトを介して、同一生成元ポリシー (Same Origin Policy) を回避される、および Location オブジェクトのプロパティを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Mozilla Foundation オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4192
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4192
更新履歴

  • [2012年10月15日]
      掲載
    [2012年11月09日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1608-1) を追加
    [2013年10月28日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Firefox) を追加