【活用ガイド】

JVNDB-2012-004787

IBM Lotus Notes Traveler の servlet/traveler におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

IBM Lotus Notes Traveler の servlet/traveler には、Firefox が使用されている場合、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2012-4824 および CVE-2012-4825 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Notes Traveler (旧 IBM Lotus Notes Traveler) 8.5.3.3 Interim Fix 1 未満

想定される影響

第三者により、redirectURL パラメータを介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5307
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5307
更新履歴

  • [2012年10月10日]
      掲載