【活用ガイド】

JVNDB-2012-004774

Perl 用 Proc::ProcessTable モジュールにおける任意のファイルを上書される脆弱性

概要

Perl 用 Proc::ProcessTable モジュールの ProcessTable.pm には、TTY 情報のキャッシュが有効になっている場合、任意のファイルを上書される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Proc::ProcessTable
  • Proc::ProcessTable 0.45

想定される影響

ローカルユーザにより、/tmp/TTYDEVS へのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : #650500
Proc::ProcessTable レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4363
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4363
更新履歴

  • [2012年10月10日]
      掲載

公表日2012/10/07
登録日2012/10/10
最終更新日2012/10/10