【活用ガイド】

JVNDB-2012-004555

Cisco Secure Desktop の WebLaunch 機能における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Cisco Secure Desktop の WebLaunch 機能は、ダウンローダプロセスにより受信するバイナリを適切に検証しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

本問題は、Bug ID CSCtz76128、および CSCtz78204 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Secure Desktop 3.6.6020 未満

想定される影響

第三者により、(1) ActiveX または (2) Java コンポーネントを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル シスコシステムズ マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4655
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4655
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載
    [2012年12月20日]
      ベンダ情報:マイクロソフト (2736233) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Java SE Development Kit 7, Update 9 (JDK 7u9)) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Java SE Development Kit 6, Update 37 (JDK 6u37)) を追加