【活用ガイド】

JVNDB-2012-003759

FFmpeg および Libav の libavcodec 内の dpcm.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

FFmpeg および Libav の libavcodec 内の dpcm.c の dpcm_decode_frame 関数には、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


FFmpeg
  • FFmpeg 0.10 未満
Libav
  • Libav 0.5.9 未満の 0.5.x
  • Libav 0.6.6 未満の 0.6.x
  • Libav 0.7.6 未満の 0.7.x
  • Libav 0.8.1 未満の 0.8.x

想定される影響

第三者により、メディアファイル内の巧妙に細工されたステレオストリームを介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian FFmpeg Libav
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3951
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3951
更新履歴

  • [2012年08月22日]
      掲載