【活用ガイド】

JVNDB-2012-003731

MySQL におけるサービス運用妨害 (表明違反および mysqld の中止) の脆弱性

概要

MySQL には、サービス運用妨害 (表明違反および mysqld の中止) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MySQL AB
  • MySQL 5.1.51 未満の 5.1.x
  • MySQL 5.5.10 未満の 5.5.x
オラクル
  • MySQL 5.1.51 から 5.1.61
  • MySQL 5.5.10 から 5.5.21

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、レコードを削除される、および HANDLER READ NEXT ステートメントを使用されることで、サービス運用妨害 (表明違反および mysqld の中止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2102
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2102
更新履歴

  • [2012年08月21日]
      掲載