【活用ガイド】

JVNDB-2012-003509

ImageMagick の coders/png.c の Magick_png_malloc 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ImageMagick の coders/png.c の Magick_png_malloc 関数は、割り当てサイズの変数に適切な型を使用しないため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ImageMagick
  • ImageMagick 6.7.8-6

想定される影響

第三者により、不正なメモリ割り当てを誘発する巧妙に細工された PNG ファイルを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical ImageMagick レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3437
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3437
更新履歴

  • [2012年08月09日]
      掲載
    [2012年09月14日]
      ベンダ情報：Ubuntu (USN-1544-1) を追加

公表日2012/08/07
登録日2012/08/09
最終更新日2012/09/14