【活用ガイド】

JVNDB-2012-002803

Ubuntu で使用される Update Manager におけるレポジトリ証明書を読まれる脆弱性

概要

Ubuntu で使用される Update Manager の Apport hook (DistUpgradeApport.py) は、Launchpad にバグを報告する際、/var/log/dist-upgrade ディレクトリにアップロードするため、レポジトリ証明書を読まれる可能性があります。

本脆弱性は、CVE-2012-0949 に対する修正が不十分だったことによる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 11.10
  • Ubuntu 11.04

想定される影響

第三者により、パブリックバグレポートを見られることで、レポジトリ証明書を読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
  2. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0950
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0950
更新履歴

  • [2012年06月21日]
      掲載

公表日2012/06/04
登録日2012/06/21
最終更新日2012/06/21