【活用ガイド】

JVNDB-2012-002589

Certified Asterisk および Asterisk Open Source におけるサービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) の脆弱性

概要

Certified Asterisk および Asterisk Open Source の IAX2 チャンネルドライバ内の chan_iax2.c には、特定の mohinterpret の設定が有効な場合、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Open Source 1.8.12.1 未満の 1.8.x
  • Asterisk Open Source 10.4.1 未満の 10.x
  • Certified Asterisk 1.8.11-cert2 未満の 1.8.11-cert

想定される影響

第三者により、通話を保留状態にされることで、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2493
Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2947
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2947
更新履歴

  • [2012年06月05日]
      掲載
    [2012年06月27日]
      ベンダ情報：Debian (DSA-2493) を追加

公表日2012/05/29
登録日2012/06/05
最終更新日2012/06/27