【活用ガイド】

JVNDB-2012-002220

Cisco IOS および IOS XE におけるサービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) の脆弱性

概要

Cisco IOS および IOS XE は、"set mpls experimental imposition" コマンドを適切に処理しないため、サービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCtr56576 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.0
  • Cisco IOS 15.1
  • Cisco IOS XE 3.x

想定される影響

第三者により、(1) フラグメンテーション (断片化) または (2) リアセンブリ (再構成) を誘発するネットワークトラフィックを介して、サービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4007
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4007
更新履歴

  • [2012年05月08日]
      掲載

公表日2012/05/02
登録日2012/05/08
最終更新日2012/05/08