【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-002110

WordPress におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

WordPress には、SWFUpload ライブラリの問題に起因するクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: ma.la 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


WordPress.org
  • WordPress versions 3.5.2 より前のバージョン

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

WordPress.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2399
参考情報

  1. JVN : JVN#25280162
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2399
更新履歴

  • [2012年04月24日]
      掲載
    [2013年06月25日]
      影響を受けるシステム:内容を更新
      ベンダ情報:WordPress.org (Announcing a secure SWFUpload fork) を追加
    [2013年07月26日]
      JVN#25280162 にあわせ、タイトル、概要、影響を受けるシステム、想定される影響、対策、ベンダ情報、参考情報を更新。
      CVSS、CWE を IPA 値に変更。