【活用ガイド】

JVNDB-2012-001847

Apache HTTP Server の mod_fcgid モジュールにおけるサービス運用妨害 (メモリ消費) の脆弱性

概要

Apache HTTP Server の mod_fcgid モジュール内の fcgid_spawn_ctl.c は、バーチャルホストに対する FcgidMaxProcessesPerClass ディレクティブを認識しないため、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache mod_fcgid 2.3.6

想定される影響

第三者により、制限を超えるプロセスカウントを誘発する一連の HTTP リクエストを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation Debian
  • Debian Bug report logs : #615814
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2436
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1181
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1181
更新履歴

  • [2012年03月22日]
      掲載
    [2012年09月14日]
      ベンダ情報：Debian (DSA-2436) を追加

公表日2012/03/19
登録日2012/03/22
最終更新日2012/09/14