【活用ガイド】

JVNDB-2012-001271

複数の Mozilla 製品におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

複数の Mozilla 製品には、信頼されていないオブジェクトを呼び出すフレームスクリプトに対する XPConnect セキュリティ制限に不備があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 4.x から 9.0
  • Mozilla SeaMonkey 2.7 未満
  • Mozilla Thunderbird 5.0 から 9.0

想定される影響

第三者により、(1) Web ページ、または (2) Firefox の拡張機能を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation : Seamonkey
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2012-05
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2012-05
オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0446
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0446
更新履歴

  • [2012年02月03日]
      掲載
    [2012年08月09日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Thunderbird) を追加