【活用ガイド】

JVNDB-2012-001068

Perl 用 PAR モジュールの par_mktmpdir 関数におけるファイルを上書きされる脆弱性

概要

Perl 用 PAR モジュールの par_mktmpdir 関数は、ディレクトリの所有者のアクセス許可を検証しないで、予測可能な名前のディレクトリ内に一時ファイルを作成するため、別のユーザが PAR パッケージ化したプログラムを展開するとき、ファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2011-4114 とは異なるパッケージの脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Roderich Schupp
  • PAR モジュール 1.003 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、別のユーザが PAR パッケージ化したプログラムを展開するとき、ファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Roderich Schupp
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-5060
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-5060
更新履歴

  • [2012年01月17日]
      掲載