【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-000088

Safari においてリモートからローカルファイルを読み取り可能な脆弱性

概要

Apple が提供する Safari には、リモートからローカルファイルを読み取り可能な脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Masahiro YAMADA 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 6.0.1 より前のバージョン

想定される影響

細工された HTML ドキュメントをローカルファイルとして開くことで、他のユーザからのアクセスを許可していないファイルを取得される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

Windows 版 Safari をお使いの場合:
2012年10月23日現在、Windows 版 Safari 6.0.1 は公開されていません。Windows 版 Safari のユーザは使用を停止してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3713
参考情報

  1. JVN : JVN#42676559
  2. JVN : JVNVU#503755
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3713
更新履歴

  • [2012年10月23日]
      掲載