【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-000063

Python SimpleHTTPServer におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Python に同梱されている SimpleHTTPServer には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Python に同梱されている SimpleHTTPServer には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ラック 山崎 圭吾 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Python Software Foundation
  • Python 2.7.2 より前のバージョン
  • Python 2.6.7 rc2 より前のバージョン
  • Python 2.5.6c1 より前のバージョン
VMware
  • VMware ESX 3.5
  • VMware ESX 4.0
  • VMware ESX 4.1

想定される影響

ユーザの Internet Explorer 上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。

なお、開発者によると、Internet Explorer 7 を使用している時のみ、影響を受けるとのことです。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Python Software Foundation VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4940
参考情報

  1. JVN : JVN#51176027
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4940
更新履歴

  • [2012年06月19日]
      掲載
    [2012年06月28日]
      CVE を修正しました。
    [2012年12月26日]
      影響を受けるシステム:VMware (VMSA-2012-0016) の情報を追加
      ベンダ情報:VMware (VMSA-2012-0016) を追加