【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-000050

Roundcube Webmail において任意のスクリプトが実行される脆弱性

概要

Roundcube Webmail Project が提供する Roundcube Webmail には、任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在します。

Roundcube Webmail Project が提供する Roundcube Webmail は、オープンソースのウェブメールです。 Roundcube Webmail には、Internet Explorer 上で任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:三井物産セキュアディレクション株式会社 望月 岳 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Roundcube.net
  • Roundcube 0.7 より前のバージョン

想定される影響

細工された画像ファイルを閲覧することで、ユーザの Internet Explorer 上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Roundcube.net
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1253
参考情報

  1. JVN : JVN#21422837
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1253
更新履歴

  • [2012年05月25日]
      掲載