【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2012-000008

glucose 2 において任意のスクリプトが実行される脆弱性

概要

glucose 2 には、任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在します。

glucose 2 は、RSS リーダーです。glucose 2 には、RSS フィードを表示する際の処理に問題があり、フィードに埋め込まれた任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社 サイバーディフェンス研究所 福森 大喜 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


株式会社グルコース
  • glucose 2 stage 6.2 より前のバージョン

本脆弱性については対策済みなので、対策を施したバージョン(6.2)以降をお使いください。

しかし、本製品については、開発が終了しているため、他製品への乗り換えを推奨いたします。
想定される影響

遠隔の第三者によって、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

なお、開発者によると、今後の本製品に関するメンテナンスやアップデートの予定はないとのことですので、同等の機能を持つ他の製品への切り替えをご検討ください。
ベンダ情報

株式会社グルコース
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0313
参考情報

  1. JVN : JVN#65869891
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0313
更新履歴

  • [2012年01月23日]
      掲載