【活用ガイド】

JVNDB-2011-005201

JRuby におけるサービス運用妨害 (CPU 資源の消費) の脆弱性

概要

JRuby は、ハッシュ衝突を想定した制限を適切に行わずにハッシュ値を算出するため、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態となる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2011-4838 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


JRuby
  • JRuby

想定される影響

攻撃者により、ハッシュテーブルを保持するアプリケーションに対する巧妙に細工された入力を介して、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

JRuby レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5370
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5370
  2. 関連文書 : Hash-flooding DoS reloaded: attacks and defenses
更新履歴

  • [2012年11月29日]
      掲載