【活用ガイド】

JVNDB-2011-004885

Medtronic Paradigm ワイヤレスインシュリンポンプにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Medtronic Paradigm ワイヤレスインシュリンポンプには、インシュリンボーラス投与量を変更し、サービス運用妨害 (有害な人間健康への影響) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性に対し、ベンダは論争中であり、「医療機器においては、無許可で、計画的、悪質的に取り扱われる危険性は極めて低い… 第三者により、ワイヤレス経由でインシュリンポンプを改ざんすることは極めて困難だと思われる」としており、「意図的にプログラムされていないインシュリンポンプのトーンを検知し、それを認識できるのであれば、割り込みも可能であろう」と述べています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


medtronic
  • paradigm wireless insulin pump 512、522、712、および 722

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (有害な人間健康への影響) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

medtronic
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3386
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3386
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載