【活用ガイド】

JVNDB-2011-004846

Ruby における乱数の値を推測される脆弱性

概要

Ruby は、fork 中の random seed をリセットしないため、乱数の値を推測される脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2003-0900 と関連する可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Ruby-lang.org
  • Ruby 1.8.6-p114 未満

想定される影響

攻撃者により、異なる子プロセス内で取得した数値の順序の知識を介して、乱数の値を推測される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ruby-lang.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3009
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3009
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載