【活用ガイド】

JVNDB-2011-004371

Debian GNU/Linux squeeze などの製品で使用される shell_escape_commands 命令の初期設定における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Debian GNU/Linux squeeze、Ubuntu および他のオペレーティングシステムで使用される tex-common パッケージの conf/texmf.d/95NonPath.cnf の shell_escape_commands 命令の初期設定は、特定のプログラムをリスト化するため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 10.10 および 10.04 LTS
Debian
  • Debian GNU/Linux 3.0 

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された TeX ドキュメントを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1400
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1400
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2011/03/22
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27