【活用ガイド】

JVNDB-2011-004330

FreeBSD および Apple Mac OS X の crontab.c における任意のファイルを特定する脆弱性

概要

FreeBSD および Apple Mac OS X の crontab 内の crontab.c には、任意のファイルを特定する、または 任意の 2 つのファイルに対する MD5 チェックサムの比較を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 
アップル
  • Apple Mac OS X

想定される影響

ローカルユーザにより、/tmp/crontab. 一時ファイルに対するンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを特定される、または任意の 2 ファイルの MD5 チェックサムの比較を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1073
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1073
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載