【活用ガイド】

JVNDB-2011-004226

UEC などで使用される Eucalyptus における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Ubuntu Enterprise Cloud (UEC) などで使用される Eucalyptus および Eucalyptus EE には、SOAP リクエスト内の署名された要素を適切に解釈しないため、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu Enterprise Cloud
Eucalyptus Systems
  • Eucalyptus 2.0.3 未満

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、「 XML Signature Element Wrapping 」または「 SOAP signature replay 」問題に関連するリクエストを変更されることで、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Eucalyptus Systems
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0730
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0730
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載