【活用ガイド】

JVNDB-2011-003974

OpenSSH の remote_glob 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenSSH、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD およびその他の製品の (1) sftp-glob.c の remote_glob 関数および (2) sftp.c の process_put 関数には、サービス運用妨害 (CPU およびメモリの消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 7.3 および 8.1
NetBSD
  • NetBSD 1.5 5.0.2
OpenBSD
  • OpenSSH 5.8 およびそれ以前
  • OpenBSD 3.4 4.7

想定される影響

リモート認証ユーザにより、パス名と照合しない巧妙に細工された glob 表現式を介して、サービス運用妨害 (CPU およびメモリの消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD NetBSD OpenBSD openbsd.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4755
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4755
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載