【活用ガイド】

JVNDB-2011-003506

phpMyAdmin におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

phpMyAdmin には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The phpMyAdmin Project
  • phpMyAdmin 3.4.8 未満の 3.4.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された以下の要素を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) Database Synchronize パネルに関連するデータベース名
(2) Database rename パネルに関連するデータベース名
(3) table overview パネルに関連する SQL クエリ
(4) view creation ダイアログに関連する SQL クエリ
(5) table search ダイアログに関連するカラムタイプ
(6) create index ダイアログに関連するカラムタイプ
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The phpMyAdmin Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4634
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4634
更新履歴

  • [2011年12月26日]
      掲載

公表日2011/12/01
登録日2011/12/26
最終更新日2011/12/26