【活用ガイド】

JVNDB-2011-003312

Mozilla Firefox におけるブラウザキャッシュ内の文書の存在を容易に推測される脆弱性

概要

Mozilla Firefox は、IFRAME の読み込み試行中に発生した同一生成元ポリシー (Same Origin Policy) 違反の発生時間を適切に把握しないため、ブラウザキャッシュ内における文書の存在を容易に推測される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 8.0.1 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された JavaScript コードを介して、ブラウザキャッシュ内における文書の存在を容易に推測される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4688
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4688
更新履歴

  • [2011年12月12日]
      掲載