【活用ガイド】

JVNDB-2011-001678

Android におけるアプリケーションサンドボックスを回避される脆弱性

概要

Android は、Android shared memory (ashmem) 、および ASHMEM_SET_PROT_MASK に関する処理に不備があり、システムプロパティスペースへのアクセスを適切に制限しないため、アプリケーションサンドボックスを回避され、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Google
  • Android 2.3 未満

想定される影響

ローカルアプリケーションにより、アプリケーションサンドボックスを回避され、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1149
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1149
更新履歴

  • [2011年06月03日]
      掲載