【活用ガイド】

JVNDB-2011-001675

Windows 上で稼働する Mozilla Firefox、および  Google Chrome における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Windows 上で稼働する Mozilla Firefox、および Google Chrome の GPU プロセスで利用される、Almost Native Graphics Layer Engine (ANGLE) の WebGLES ライブラリ内にある Program::getActiveUniformMaxLength 関数には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 10.0.648.205 未満
Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 4.0.1 未満

想定される影響

第三者により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2011-17
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2011-17
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1300
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1300
  2. Secunia Advisory : SA44141
  3. SecurityFocus : 47377
  4. ISS X-Force Database : 66766
  5. SecurityTracker : 1025377
更新履歴

  • [2011年06月03日]
      掲載