【活用ガイド】

JVNDB-2011-001443

Quagga の bgpd におけるサービス運用妨害(Null ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュ)の脆弱性

概要

Quagga の bgpd 内にある extended-community パーサには、サービス運用妨害 (Null ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Quagga
  • Quagga 0.99.18未満
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 

想定される影響

第三者により、不正な形式の拡張コミュニティ (Extended-Community) 属性を介して、サービス運用妨害 (Null ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Quagga オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1674
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1674
  2. Secunia Advisory : SA43770
  3. SecurityFocus : 46942
  4. ISS X-Force Database : 66211
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0711
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 71259
更新履歴

  • [2011年04月27日]
      掲載
    [2012年04月17日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple Denial of Service vulnerabilities in Quagga) を追加