【活用ガイド】

JVNDB-2011-001354

Control Group Configuration Library の parse_cgroup_spec 関数におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Control Group Configuration Library の tools/tools-common.c 内にある parse_cgroup_spec 関数には、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 6 
  • Red Hat Enterprise Linux HPC Node 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 

想定される影響

ローカルユーザにより、アプリケーションのコマンドライン上にある巧妙に細工された controller リストを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1006
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1006
  2. Secunia Advisory : SA43611
  3. SecurityFocus : 46729
更新履歴

  • [2011年04月05日]
      掲載