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JVNDB-2011-000092
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複数の D-Link 製品におけるバッファオーバーフローの脆弱性
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D-Link の提供する複数の製品には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
D-Link の提供する複数の製品には、SSH の実装に問題があり、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社富士通研究所 兒島 尚 氏、中田 正弘 氏
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 10.0 (危険) [IPA値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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D-Link Systems, Inc.
- DES-3800 シリーズ firmware R4.50B052 より前のバージョン
- DWL-2100AP firmware 2.50RC548 より前のバージョン
- DWL-3200AP firmware 2.55RC549 より前のバージョン
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遠隔の第三者により、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受けたり、任意のコードを実行されたりする可能性があります。
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[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、各製品に対応した最新版のファームウェアへアップデートしてください。
[ワークアラウンドを実施する]
対策版を適用するまでの間、以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を回避することが可能です。
* SSH機能を無効にする
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D-Link Systems, Inc.
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- バッファエラー(CWE-119) [IPA評価]
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- CVE-2011-3992
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- JVN : JVN#72640744
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3992
- IPA 重要なセキュリティ情報 : 複数のD-Link製品におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起
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