【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2011-000088

iOS 上の Safari におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Apple が提供する iOS 上の Safari には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Apple が提供する iOS 上の Safari には、HTTP Content-Disposition ヘッダの attachment 指定に対応していないため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ビジネス・アーキテクツ 太田 良典 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 上の Safari

詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
想定される影響

細工されたファイルを開くことにより、ウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3426
参考情報

  1. JVN : JVN#41657660
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3426
更新履歴

  • [2011年10月17日]
      掲載
    [2012年08月07日]
      ベンダ情報:アップル (About the security content of Safari 6) を追加