【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2011-000040

Microsoft Outlook における開封確認機能に関する脆弱性

概要

Microsoft Outlook には、メールの開封確認機能に関する脆弱性が存在します。

Microsoft Outlook には、メールの開封確認機能に関する脆弱性が存在します。
受信者の意図に反して、メールを受信できたことが送信者に通知される可能性があります。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: エヌ・ティ・ティ・データ・セキュリティ株式会社 小境 彩子 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Outlook 2003 Service Pack 3 およびそれ以前
  • Microsoft Outlook 2007 Service Pack 1 およびそれ以前

想定される影響

スパム業者などにより、受信可能なメールアドレスかどうか判定するために悪用される可能性があります。
対策

[アップグレードする]
開発者が提供する情報をもとに、Outlook をアップグレード、または Service Pack を適用してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#40382909
更新履歴

  • [2011年06月15日]
      掲載