【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2011-000038

Internet Explorer におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Internet Explorer には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Internet Explorer には、細工されたファイル名の処理に起因する、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ラック 岩井 博樹 氏, 山崎 圭吾 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 6 およびそれ以前

想定される影響

「FTPサイト用のフォルダビューを使用する」 を無効にしているユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

なお、この「FTPサイト用のフォルダビューを使用する」は、デフォルトでは有効となっています。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#26408023
更新履歴

  • [2011年06月15日]
      掲載