【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2011-000036

Windows の VBScript 実装における情報漏えいの脆弱性

概要

Windows の VBScript 実装には、情報漏えいの脆弱性が存在します。

Internet Explorer 上で VBScript を利用して画像ファイルを呼び出すことで、ローカルにある特定ファイルの有無を確認できる脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 およびそれ以前
  • Microsoft Windows XP sp3 SP1 およびそれ以前

想定される影響

他の脆弱性による攻撃を行う前段階として、遠隔の第三者によって特定ファイルの有無を確認される可能性があります。
対策

[アップグレードする]
開発者が提供する情報をもとに、Windows をアップグレード、または Service Pack を適用してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#5D1D3E36
更新履歴

  • [2011年06月15日]
      掲載