【活用ガイド】

JVNDB-2010-005567

Windows 上で稼動している Ruby におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Windows 上で稼動している Ruby は、バックアップファイルのファイル名を構成する際適切に処理しないため、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Ruby-lang.org
  • Ruby 1.9.1-p429 未満の 1.9.x

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された ARGF.inplace_mode 値を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ruby-lang.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2489
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2489
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載