【活用ガイド】

JVNDB-2010-005500

UnrealIRCd における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

2009 年 11 月から 2010 年 7 月まで特定のマイナーサイト上で配布された UnrealIRCd は、DEBUG3_DOLOG_SYSTEM マクロの外部に導入した変更 (トロイの木馬) を含むため、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


UnrealIRCd
  • UnrealIRCd 3.2.8.1

想定される影響

第三者により、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

UnrealIRCd
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2075
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2075
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載