【活用ガイド】

JVNDB-2010-004243

SSSD の auth_send 関数における pam_authenticate の認証要求を回避される脆弱性

概要

System Security Services Daemon (SSSD) の providers/ldap/ldap_auth.c の auth_send 関数には、LDAP 認証および匿名バインドが有効になっている際、pam_authenticate の認証要求を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • sssd 1.3.0

想定される影響

第三者により、空のパスワードを介して、pam_authenticate の認証要求を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2940
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2940
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載