【活用ガイド】

JVNDB-2010-004096

FreeBSD の jail の jail.c における任意のファイルを作成される脆弱性

概要

FreeBSD の jail の jail.c は、"-l -U root" オプションを省略されている際、カレントワーキングディレクトリへのアクセスを適切に制限しないため、任意のファイルを読まれる、変更されるまたは作成される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 8.0 および 8.1-PRERELEASE

想定される影響

ローカルユーザにより、標準のファイルシステム操作を介して、任意のファイルを読まれる、変更されるまたは作成される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2022
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2022
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載