【活用ガイド】

JVNDB-2010-003379

FreeBSD の pfs_getextattr 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

FreeBSD の pfs_getextattr 関数は、以前よりロックされてないミューテックスをアンロックされるため、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態にされ、任意のメモリ場所を上書きおよび任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、pseudofs を使用するファイルシステムでファイルを開くことに関連します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 7.3-RELEASE 未満の 7.x および 8.0-RC1 未満の 8.x

想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態にされ、任意のメモリ場所を上書きおよび任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なロック(CWE-667) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4210
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4210
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載
  • [2024年03月04日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新