【活用ガイド】

JVNDB-2010-003367

ImageMagick の configure.c における権限を取得される脆弱性

概要

ImageMagick の configure.c には、MAGICKCORE_INSTALLED_SUPPORT が定義されている際、検索パスに関する処理に不備があるため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ImageMagick
  • ImageMagick 6.6.5-5 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、カレントワーキングディレクトリ内のトロイの木馬の設定ファイルを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ImageMagick オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4167
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4167
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載
    [2012年06月26日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in ImageMagick_1) を追加