【活用ガイド】

JVNDB-2010-002007

Firefox の SPICE プラグインにおける重要な情報を取得される脆弱性

概要

Firefox の SPICE プラグインは、qspice のクライアント間の通信において、競合状態が発生するため、重要な情報を取得される、または中間者攻撃を誘発されソケットへアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • RHEL Optional Productivity Applications 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 

想定される影響

ローカルユーザにより、重要な情報を取得される、または中間者攻撃を誘発され、ソケットへアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2792
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2792
  2. SecurityFocus : 42711
更新履歴

  • [2010年09月15日]
      掲載